経過ご報告2(製品出荷の見通しについて)

この度の熊本地震被災に際しまして、各方面より多くのお見舞い、激励、ご厚志を賜り誠にありがとうございます。
また、被災により製品の供給につきまして、各方面に多大なご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。

地震から3週間以上が経過した今も余震が収まらない不安の中、弊社では社員一同、復興に向けてできる限りの努力をしております。

完全復旧にはかなりの時間がかかりそうですが、少しでも早く製品をお届けするため、とりあえずは応急的にでも設備等を動かせるよう、作業を急いでいるところです。

各種製品の今後の出荷見通しにつきまして、現在申し上げられる範囲でご案内申し上げます。
(各予定につきましては前後することがございますことをご了承下さいませ。)

<赤酒>
今回最も被害が大きいのが赤酒を製造している建物と設備で、建物は現在も余震で更に倒壊しつつあり、機材の搬出ができない状況です。
そのため、現在、別の建物を用途変更し醸造できるよう改装工事を進めています。
この改装と機材の移設、調達等が予定どおり完了すれば、6月下旬〜7月にはある程度の製品化ができるものと考えています。
具体的には
・18Lバッグインボックス 6月下旬以降より出荷
・1.8L瓶        7月初旬以降より出荷
・小瓶、ペットボトル類   7月中旬以降より出荷
のスケジュールで進めています。

<清酒>
被災した蔵に貯蔵していた酒は、大部分を他の場所に移し出すことができました。
現在は各種設備の修理、点検、整備を急ぎ進めている状態で、被災前の在庫製品は順次出荷しています。
5月末までには破損の激しい瓶詰めラインの補修を完了し、6月初旬には製品化、瓶詰めを再開する予定です。

<焼酎>
仕込みの真っ最中であったため、数量的には最も多量の損害となり、現在のところ今期以降の新酒の見通しがついておりませんが、在庫原酒の製品化、瓶詰めは6月初旬には可能になる見込みです。

<その他の製品>
その他の製品につきましては、恐れ入りますが当社担当者あて、お問合せ下さい。

以上、概括的ではございますが、ご案内申し上げます。

お客さまにおかれましては、なにとぞ事情をお酌みとりいただき、いましばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。